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医師や看護師が不在時には

医師と看護師の医療

医師が不在でも行える医療行為

医師や看護師が不在でも、状況や状態に応じ、吸引の医療行為が、制度上、ヘルパーでも行えるようになりました。以前までは、重度の筋委縮性側索硬化症などのご病気に限りなどで吸引の医療行為は行えておりましたが、これで必要に応じて、重度の患者さんなどに行えるようになりました。ただし、吸引行為は、基礎的な研修を受け、医療的な知識を身に着け、なおかつ医師や看護師などから実地指導を受ける必要性があります。ただ吸引するだけでも、病状の急変をさせる可能性もやはりあるため、あなどってはいけません。基礎的な研修と実地研修で合格がもらえれば、医療スタッフが不在でもヘルパーが吸引の医療行為を行えるようになります。吸引は器具の管理や衛生上の手順や消毒なども注意して行わないと、逆に感染を拡大させてしまう可能性も十分にあります。患者の状態によっては、1日に何回も吸引をしないといけない場合もあります。痰で窒息してしまう場合もありますので、吸引行為も軽視せず、しっかり学習の末、行うようにして下さい。

不在時の医療行為について

一般に医療行為は医師だけに許された業務であると考えるのが適切です。実際には他にも何らかの医療行為を行うことが出来るスタッフは沢山の種類があるのですが、それらのコメディカルと呼ばれる医療職は全て医師の業務の一部を行うことを許可しているに過ぎないものであり、それも各自の判断ではなく指示に基づいてのみ活動を行うことが出来るという仕組みになっているのです。そのため指示のない環境下では法的に出来ることは制限され、いわゆる不在時には自分の判断で行動することは出来ません。これは技術的に出来ないということではなく、法的に出来ないということを意味しているのです。医療における責任の所在は基本的に医師が持つものであり、不在時には何も出来ないというのはその様な仕組みの上に成り立っているものであるという認識を持つのが正しい理解であると言えるでしょう。そのため病院などの医療機関においてはその機能がマヒすることのないように常に在席していなければならないのです。

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